中級コース
さて、ここからは「こんな言葉、よそじゃわかんないよ」という「山口県人の生活に密着した山口弁」です。....ほんとかな?
「てごをする」というのは「手伝う」ということですよ。うちの祖父が使ってましたが、音楽仲間も使ってました。(笑)
「ねんごをいう」「ねんごをたれる」は、「文句を言う」ことです。めんどくさいときは「せんない」と言います。また、「駄々をこねる」「自分の我を通そうとごねる」ことを「じら」といいます。「じらを言う」「じらをくる」というふうに使われることが多いです。もぉ、どぉしようもないくらいのわがままを言って、他人を困らせる人を「大じらを言う奴」、「じらくり」と言います。(あ、おねぃさんのことだ;;)
そぉいえば、よく親から「そんなにじらばっかり言いよったらごんごしが来るよ!」と言われてましたが、ごんごしって何?....と思ってたら「夕方になると出てくるオバケのことですよ」という優しい方からのメールが!!(うれし涙)
「ずるいことする」を「やし」といいます。順番抜かしとか、ぬけがけとかのささいな「ずる」ですけどね。....犯罪になるよぉなことは「やし」の範囲を越えてます....きっと!
「もう、やめた」「もう、しない」ということを「もぉ、やらん」「もぉ、せん」といいます。いたずらとかして、「もうしません」ってときは「もぉ、やらんけぇ〜」「もぉ、せんけぇ」と言います。
....って書いてたら「もぉって使いませんよ」という指摘をうけました。県東部では「はぁ、せん」っていうらしいです。県央部では使ってるんですよぉ.....。
子どもや赤ちゃんの気分がよくて、ハイになっちゃってる(調子にのってる)状態のことを「きなる」といいます。...これは最近は使ってないかもしれませんが、とりあえずうちの親戚は言ってました(笑)。
つづきはまたね!
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