上級コース

もう、いまじゃこんな言葉を使う人はいないっていうくらいマニアックな山口弁です。
のんた(「そうですね」という相槌)というのは若い人は使いませんが、おねぃさんちの近所のおじさん同士の会話では有効で、彼らは「ねぇた」「んた」の2語で会話するというおそろしい技(?)を持っています。
長門市出身の童謡作家金子みすず(敬称略)の詩のなかに「じべた」という言葉が出てきます。「地面」ということです。
徳山市、下松市在住の親戚は(母含む)「1階」のことを「したじ」と言います。2階にいて「階下に降りる」ことを「したじに降りる」と言うのです。
さらにメールをくださった方が「じるい」という言葉を発掘してくださいました。(笑)小さい頃、母からこの言葉を聞いたことがありました。雨で道がぬかるんでいてグチャグチャした状態のことを「じるい」というのです。「道がぬかるんでいるから気をつけてね」というのを「道がじるいけぇ、気をつけぇよ」と言っていました。(でも、よく考えたら舗装された道がじるいことってないよなぁ....笑)
そぉいえば、周南地域では「しつこい」ことを「しわい」といいます。「あなた、しつこいわよ」ってときには「あんたぁ、しわいねぇ」って言います。

「触る」ことをいらうという人もいます。(年配の人に多いですね)
「これ、触っちゃダメだよ」っていうのを「これ、いろぉちゃあいけんよ」って言うんです。


...さて、もっとマニアックな山口弁が母の口からでました。
「太りすぎてからつくなんだらえらいんちゃ〜」.....これは「太りすぎたからしゃがみこんだりすると苦しい」という意味です。
つくなむ」.....私の友人は誰も知らないという山口弁....音楽仲間@山口市在住にいたっては「それ、ほんとに日本語なの?」といいだす始末。.....ほんとに山口弁?(おいおい;;)

つづきはまたね! 

みんなの山口弁


「山口弁情報」お待ちしてます。


やさしい山口弁講座に戻る


ひとつ前へ メールはこちらへ おねぃ@やまぐち